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高麗橋
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こうらいばし
ふりがな文庫
“
高麗橋
(
こうらいばし
)” の例文
天満橋
(
てんまばし
)
も、
高麗橋
(
こうらいばし
)
も、
思案橋
(
しあんばし
)
も、舟の着く所は、
悉
(
ことごと
)
く、舟だった。船頭の叫びと、人々の
周章
(
あわ
)
てた声と、手足と、荷物と、怒りと、
喧嘩
(
けんか
)
とで充満していた。
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
高麗橋
(
こうらいばし
)
筋にある
三菱
(
みつびし
)
系の某会社に勤めていた関係から、辰雄が蒔岡家へ養子に来た当座は、まだ独身で始終遊びに来、鶴子の妹達とも
馴染
(
なじ
)
んでいたものであったが、その後結婚し
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
途中
互
(
たがい
)
にもの言うにさえ、声の疲れた……激しい人の波を泳いで来た、
殷賑
(
いんしん
)
、
心斎橋
(
しんさいばし
)
、
高麗橋
(
こうらいばし
)
と相並ぶ、天満の町筋を
徹
(
とお
)
してであるにもかかわらず、説き難き一種
寂寞
(
せきばく
)
の感が身に迫った。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人々が起き出して、川の水で顔を洗う頃になると、八軒家、
高麗橋
(
こうらいばし
)
から出た上り船が、そろそろ漕ぎ上って来た。その中に、士ばかりの一艘が、杯をやり取りしていた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
場所
高麗橋
(
こうらいばし
)
三越八階ホール
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“高麗橋”の解説
高麗橋(こうらいばし)は、大阪府大阪市中央区の東横堀川に架かる橋。または、同橋西詰以西の町名。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“高麗橋”で始まる語句
高麗橋筋
高麗橋通