“高野山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうやさん82.6%
かうやさん13.0%
ほんざん4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また京近くへ帰ってきて、三十代に熊野、高野山こうやさん及び天野山、吉野山にこもった。これが修業時代で、五十代に入ると、西国の旅に出た。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
大正十四年八月に、比叡山ひえいざんのアララギ安居会あんごくわいに出席して、それから先輩、友人五人の同行どうぎやう高野山かうやさんにのぼつた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
時々高野山ほんざんから説教師が派出されてきた。その坊さんが若くて、学僧らしい顔付きをしていると人気があった。お婆さんたちがはしゃいだ声を出して御寄附の相談をする。