高速度鋼こうそくどこう)” の例文
どこから持ってきたか、高速度鋼こうそくどこうのはまったのこぎりを、一生けんめいにつかっているのは、外ならぬ水夫の竹見だった。彼は、ハルクの身の上をあんじて、この無理な仕事をつづけているのだった。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)