“高蹈派”の読み方と例文
読み方割合
パルナシアン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち高蹈派パルナシアンの群団詩人がそれであって、彼等はほとんど徹底的に正面から貴族主義を振りかざした。彼等はあらゆる素質に於て、浪漫派と肌の合わない詩人だった。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
例えば高蹈派パルナシアンの去勢された末期詩人は、彼等の詩派からその懐古的ロマンチックや、厭人えんじん病的の厭世感や——それが実に高蹈派の「詩」なのである——を紛失させて
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
実に高蹈派パルナシアンの貴族等は、詩から一切の情緒を排斥し、人情を虐殺することに痛快したのだ。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)