風除かぜよけ)” の例文
そして春なら柔かい草のしとねに母を置き、夏ならば木蔭の涼しい所に、冬は風除かぜよけを竹で編んで陽の暖かな所に母をおいて、終日ひねもす、自分は働いている。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)