顛末もとすゑ)” の例文
マンチュアにちっしてゐやるあひだに、わしがをり二人ふたり内祝言ないしうげん顛末もとすゑおほやけにし、兩家りゃうけ確執かくしつ調停てうていし、御領主ごりゃうしゅゆるしひ、やがてそなた呼返よびかへすことにせう
媼は聞きて、我を僧とすべしといふこゝろぞ、とは心得たりと覺えられき。されど當時は、我等悉く媼が詞の顛末もとすゑすること能はざりき。媼のいふやう。あらず。
顛末もとすゑはかかりきといふ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
姫はげに思ひも掛けぬ事かなと、我兩手をりて我面を見るに、媼さへその氣色けしきの常ならぬをいぶかりて、椅子をいざらせ、我等が方をうちまもりぬ。姫は珍らしき再會の顛末もとすゑを媼に説ききかせつ。われ。