顔見世カホミセ)” の例文
徳島の端午に作るやねこじき又は、だしと言はれてゐる作り物は、江戸の顔見世カホミセのとうろうなる屋根飾りと同様に、屋上に出すもので、依代が竿頭から屋根に降りて来た時機を記念するものである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)