“額部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひたい91.7%
ひたひ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刀は、惣七の額部ひたいをかすめて、むかし女のことで惣七が眉間みけんに受けた傷のうえにもう一つ傷を重ねて、血が流れたのを、お高は見た。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一人は、額部ひたいから貫通した銃丸にすっかり後頭部を吹き飛ばされて、桑の木の下に死んでいた。即死である。手のくだしようがなかった。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
「でも」お高の額部ひたひは、おどろきのため白いのだ。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)