“音調津”の読み方と例文
読み方割合
おしらべつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直ぐだらうと思つた音調津おしらべつがなか/\來ない。薄暗くなつては來るし、道路にはまた雨後の溢れ水が一杯だ。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
音調津おしらべつで注文してもなかつたビールがここにはあつたので、何よりもさきにそれを飮んで、元氣をつけ、怠つてゐた雜記三日分を手帳に控へた材料から一時に書き出した。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
翌日、音調津おしらべつから廣尾に來て、そこで技手と別れ、義雄獨りの旅になつた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)