音無川おとなしがわ)” の例文
第二は隅田川中川なかがわ六郷川ろくごうがわの如き天然の河流、第三は小石川の江戸川、神田の神田川、王子の音無川おとなしがわの如き細流さいりゅう、第四は本所深川日本橋京橋きょうばし下谷したや浅草あさくさ等市中繁華の町に通ずる純然たる運河
音無川おとなしがわを——現今いまでは汚れた溝川になっているが——前にした、静かな往来にむかって、百姓の角に、竹で網んだ片折戸かたおりどをもった、粗末ではあるが閑寂かんじゃくな小屋に、湯川氏のおばあさんが
王子おうじ音無川おとなしがわ三河島みかわしまの野をうるおしたその末は山谷堀さんやぼりとなって同じく船をうかべる。