革文筥かわふばこ)” の例文
と、胸に掛けていた革文筥かわふばこはずし、自分は、院主のお使いで、この書面を、柳生までお届けにゆく途中であるが、おさしつかえなければ、ここで御披見ごひけんくだされまいかとて、それを手渡した。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)