非常梯子ひじょうばしご)” の例文
ヘリコプターの爆音が、遠ざかるのを待って、床から這いあがった春木少年、非常梯子ひじょうばしごづたいに万国堂の屋根へおりていくと
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
見ると、アパートの高い非常梯子ひじょうばしごに、近所の人らしいのが十四五人もって、何ごとか上と下とでわめきあっているのだ。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ちょうどいいあんばいに、このビルディングの側面そくめんには、火事などの場合にそなえて、非常梯子ひじょうばしごがついている。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)