雜漁者ざつれふしや)” の例文
最も有望な第一期の仕事は六月一杯で終はり、七月は、蟹の新たに發育する時で、取つてもちひさくて駄目だし、その上、雜漁者ざつれふしや等が昆布の採集に忙しいから、鑵詰製造業は一時中止の姿だ。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)