“雍州城”の読み方と例文
読み方割合
ようしゅうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雍州城ようしゅうじょうの西門から五里ぐらい北の方へ往った。侘しい夕方であった。道度はその日も朝から水以外に何も口にしていないので、物をくれそうな素封家ものもちの家を物色して歩いた。
黄金の枕 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)