“阿剌比亜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アラビヤ75.0%
アラビア25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてアフロヂテの泡と呼ばれている、阿剌比亜アラビヤの香水のはいった石鹸を丁寧に塗りながら、……皇帝の朝の化粧は終りに近づいた。
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
あによめの顔が泛び……友達たちの顔……その懐かしい故国への途々みちみち埃及エジプト阿剌比亜アラビヤあたりの沙漠や、ペルシャ湾印度洋の白波を、雲海遥かの下に俯瞰みおろしながら
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
埃及エジプト印度いんど支那しな阿剌比亜アラビア波斯ペルシャ、皆魔法の問屋といやたる国〻だ。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)