“閼伽井”の読み方と例文
読み方割合
あかゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左りての閼伽井あかゐのそばの木犀は花がさけば甘い香を漂はせ、その井戸車のきしる音は静な茶畑をこえて私の家までもひびく。本堂の玄関にある大きな衝立ついたてには極彩色の孔雀がかいてあつた。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)