関西路かんせいじ)” の例文
銀子ぎんす餞別せんべつの品々を盛って、王進母子おやこに捧げ、かつ出立の日となると、馬や供人をも添えて、関西路かんせいじへ向う隣県まで、ねんごろに送らせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)