トップ
>
開陳
ふりがな文庫
“開陳”の読み方と例文
読み方
割合
かいちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいちん
(逆引き)
寒月君は二十世紀の青年だけあって、
大
(
おおい
)
に当世流の考を
開陳
(
かいちん
)
しておいて、
敷島
(
しきしま
)
の煙をふうーと迷亭先生の顔の方へ吹き付けた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
申しあげることはできかねます。委細は、よろず見分の上、とどこおりなく
開陳
(
かいちん
)
いたします。なにとぞ、それまでは
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
のこりなく
開陳
(
かいちん
)
するというのは、極めて自然の事で、少しも
怪
(
あや
)
しむに及ばぬ
筈
(
はず
)
であるが、世の中は、おかしなもので、自己の知っている事の十分の一以上を発表すると
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
開陳(かいちん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“開陳”の意味
《名詞》
開陳 (かいちん)
本心を人前でありのままに話すこと。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
陳
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“開”で始まる語句
開
開闢
開放
開鑿
開閉
開墾
開戸
開山
開眼
開府
検索の候補
思念開陳
“開陳”のふりがなが多い著者
久生十蘭
夏目漱石
太宰治