長皇子ながのみこ)” の例文
長皇子ながのみこ(天武天皇第四皇子)が志貴皇子しきのみこ(天智天皇第四皇子)と佐紀さき宮に於て宴せられた時の御歌である。御二人は従兄弟いとこの関係になっている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
長皇子ながのみこ(天武天皇第四皇子)が、摂津の住吉海岸、安良礼松原で詠まれた御歌で、其処にいた弟日娘おとひおとめという美しい娘と共に松原を賞したもうた時の御よろこびである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)