鏑木甲斐かぶらぎかい)” の例文
第六天の神主の鏑木甲斐かぶらぎかいという人が、かなりける方で、道庵とも話が合うのだから、これから興に乗じて、その人をそそのかそうという企らみのように解釈するのも、余りに穿うがち過ぎているようです。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)