鍼医はりゐ)” の例文
旧字:鍼醫
その黄色の漣が幽かな陰影の刺戟を顫はせて白金プラチナの微光に投げかくるとき封じられたすべての哀傷が恰も冷たい鍼医はりゐの銀針のやうに、或は黄緑、青紅
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)