銀泥色絵ぎんでいいろえ)” の例文
ただ、銀泥色絵ぎんでいいろえふすまのまえには、蒔絵まきえ硯蓋すずりぶたふでが一本落ちてあって、そこにいるはずの咲耶子さくやこのすがたも見えず、お小姓こしょう星川余一ほしかわよいちのかげも見当みあたらなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)