“鉛張”の読み方と例文
読み方割合
なまりば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船長は相も変らず渋紙色の無表情な顔をして、湯気の立つ紅茶をすすっていた。傍の鉛張なまりばりの実験台の上で、問題の伊那少年が銀のナイフでホットケーキを切っていた。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)