鈴鳴子すずなるこ)” の例文
鈴鳴子すずなるこはりんりん鳴る。彼は、脇差を抜いて、身にからむ荒縄を、切っては泳ぎ、いでは泳ぎ、ようやく滝川の対岸へ手をかけた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)