“金鯱”の読み方と例文
読み方割合
きんしゃち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし四百機の来襲で、金鯱きんしゃちの名古屋城天守閣も焼失した。大きな建築物の受難時代である。敵は三キロ焼夷弾を使い出した。
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
姉は金鯱きんしゃちの見える土地に執着を持っている、拙者は阿蘇の煙の見えない土地は、生きる土地でないような気持がしています、熊本へ帰ると、そこに先祖の菩提所ぼだいしょがあります
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)