“金梃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなてこ88.9%
レバー11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一番下に一と抱へほどの大きい石があり、それを金梃かなてこか何にかで動かした樣子で、見事に石垣からかれて居ります。
通常の方法で入ろうとしたが不可能だったので少し遅れ、金梃かなてこで門口を打ちこわして、近隣の者八、九人が二名の憲兵とともに入った。このときには叫び声はやんでいた。
と、向うは金梃レバーをもち、ドアをあけ、飛びだしてきました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)