“金具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなぐ96.6%
かなもの3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうしとオーバーはやっとぬいで、暖炉だんろのまえのいすにおいてある。長ぐつは、のかこいの金具かなぐのうえにおいてあった。
金梨地きんなしじを見るような日光が、御縁、お窓のかたちなりに射しこんで、欄間らんま彫刻ほり金具かなぐあおい御紋ごもん、襖の引手に垂れ下がるむらさきの房、ゆら
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
この金具かなもののみにても、貴重なるものは百金を要す、平打ひらうちなるあり、丸打まるうちなるあり、ゴム入あり、菖蒲織しやうぶおりあり、くはしくは流行の部に就いて見るべし。
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)