“野老芋”の読み方と例文
読み方割合
ところ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度は天保の饑饉ききんのときにこの尾根一ぱいに野老芋ところ蔓延はびこって、村民はこれを掘って餓えを凌ぐことが出来たという。また、餅に混ぜて食えば食われる土が岩層の間から採れたともいう。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)