酒飮和尚さけのみをしやう)” の例文
新字:酒飲和尚
其處へ以て松太郎が來た。聽いて見ると間違つた理窟でもなし、村寺の酒飮和尚さけのみをしやうよりは神々の名も澤山に知つてゐる。天理樣の有難味も了解のみこんで了解のみこめぬことが無ささうだ。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)