“鄰近処”の読み方と例文
読み方割合
となりきんじょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鄰近処となりきんじょの家の戸や窓があけ放されるので、東南から吹いて来る風につれ、四方に湧起るラヂオの響は、朝早くから夜も初更しょこうに至る頃まで、わたくしの家を包囲する。
鐘の声 (新字新仮名) / 永井荷風(著)