遁走曲とんそうきょく)” の例文
バッハ畢世ひっせいの大作の一つ、平均律を支持するためにクラヴィコードのために書いた「四十八の前奏曲と遁走曲とんそうきょく
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
バッハの四十八の前奏曲と遁走曲とんそうきょくに対して、「世界のあらゆる音楽がほろびてもこの四十八さえあれば、容易に今我らの持つところの音楽を再現することが出来る」
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
遁走曲とんそうきょくの名人であったバッハが、その最後の努力を傾けて書いた「対位法十四曲」と「カノン四曲」の大集成で、西洋音楽の経典として千古にのこさるべき珠玉篇しゅぎょくへんである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)