“造酒助”の読み方と例文
読み方割合
みきすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人の造酒助みきすけは旅からまだ帰らず、一番物騒な網干の七平は、賭場とばへもぐり込んで、すっからかんにかれたことは、多勢の証人があって疑う余地もありません。
「赤前垂に赤い片襷かただすき、揃のあわせで皆んな素足だ、よくもあんなに綺麗なのを五人も揃えたと思うと、亭主の造酒助みきすけよりもその配偶つれのお余野というのが、大変な働き者だったんですね」