“足柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あしがら93.3%
あしがり3.3%
アシガリ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕陽の中に富士足柄あしがらを望みし折の嬉しさなど思い出してはあの家こそなど見廻すうちにこゝも後になり、大磯おおいそにてはまた乗客増す。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
足柄あしがり土肥とひ河内かふちに出づる湯の世にもたよらに児ろが言はなくに (同・三三六八)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
足柄アシガリの箱根のろのにこ草の 花妻なれや、紐解かず寝む(万葉巻十四)
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)