“谷戸橋”の読み方と例文
読み方割合
やとばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に——トム公が跳んで降りたすがたを認めると、大胆なる馭者は、びしりッと置土産おきみやげにひと鞭くれて、谷戸橋やとばしのたもとで、ぽんと、地上へからだを交わした。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まだ聞きませんか、明け方の騒ぎを。谷戸橋やとばしの袂は、たいへんな人だかりですぜ」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女は谷戸橋やとばしを渡った。
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)