覆盆子汁いちごじる)” の例文
雲を見て覆盆子汁いちごじるに乳を振り掛けたやうな色合だといつたのを聞いて、急に食氣がさしてひもじさがいつそまた堪へ難くなつたといふ一節があつた。
旋風 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)