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蝦蟆
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ひきがえる
ふりがな文庫
“
蝦蟆
(
ひきがえる
)” の例文
背の低い肥った女で、
蝦蟆
(
ひきがえる
)
のような顔に白粉をべたべたなすって、前髪にあかい
布
(
きれ
)
などをかけていた。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
第三の石門には、扉のような大きな
扁平
(
ひらた
)
い岩が立て掛けてあって、
其下
(
そのした
)
の裂目から
蝦蟆
(
ひきがえる
)
のように身を
縮
(
すく
)
めて
潜
(
もぐ
)
り込むのである。二人は
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
此
(
こ
)
の石門を這い抜けて、更に暗い
冷
(
つめた
)
い
石室
(
いしむろ
)
に入った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蝦
漢検準1級
部首:⾍
15画
蟆
漢検1級
部首:⾍
16画
“蝦蟆”で始まる語句
蝦蟆賣
蝦蟆口
蝦蟆説法