虚洞うつろ)” の例文
文化の初め頃、山麓某村の農民二人、川芎せんきゅうといふ薬草を採りに、此山西北の谿たにに入って還ることなり難く、ながれうた大木の虚洞うつろに夜を過すとて
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
虚洞うつろのやうに