“藪入姿”の読み方と例文
読み方割合
やぶいりすがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畑ではズボラの武太さんはふんどし一つで陸稲おかぼのサクを切って居る。十五六日は、東京のおぼんで、此処ここ其処に藪入姿やぶいりすがたの小さな白足袋があるく。甲州街道の馬車は、此等の小僧さんで満員である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)