落籍うけだ)” の例文
娘が孝行で何より幸い、縹緻はよし気質は優しく、当世珍らしいあのお種、ナーニ年期の済まねえ中に落籍うけだされるのは知れたこと。女氏無くして玉の輿、立身出世しようもしれぬ。
村井長庵記名の傘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なかにいる、小ちゃい姉ちゃんを落籍うけだして、あとのお金で店でも出して、みんなで仲よく働いてお暮らしよ——、そうして、細かいことは、この手紙に書いてあるから、お父さんが帰ったら、よく
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)