“菱谷沢”の読み方と例文
読み方割合
ひしたにさは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦橋の京都に入つた年を、寛政辛亥だとすると、当時菱谷沢ひしたにさはは二十七歳であつた。沢の錦橋に嫁した時、夫は六十に近かつた。沢は佐井某を仮親として嫁したのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)