“草土手”の読み方と例文
読み方割合
くさどて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに僕は震災ぜんと——といふよりもむしろ二十年ぜんと少しも変らないものを発見した。それは両国駅の引込み線をおさへた、三尺に足りない草土手くさどてである。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)