苫被とまかぶ)” の例文
ところでその晩、川見廻りの役人に怪しまれて、永代橋えいたいばしの川番所へ、繩に曳かれて行ったのは、お蝶を乗せた苫被とまかぶりの売女舟です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)