苔井こけゐ)” の例文
苔井こけゐのきわの柿の木に唯一ツ、ひかる程じゆくした實の重さうに見へる、右の方は萩垣はぎかきにしきりて茶庭ら敷折々琴の昔のもるゝもゆかし。
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)