船橋せんきょう)” の例文
そして船橋せんきょうへとびこんだ。そこには船長と運転士と操舵手そうだしゅの三人がいたが、誰も隆夫のたましいがそこにはいってきたことに気のつく者はいなかった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これに気がついた乗組員が、急いで烏啼に知らせたので、烏啼は顔色をかえて船橋せんきょうへ上った。そして秋草の身体の流れていったと思う方向へ船を戻した。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この雷洋丸の無電室は、船長以下の幹部がつめかけている船橋せんきょうよりも、一段上の高いところにあった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「——じょうだんじゃない」と船橋せんきょうにいた老船長がおこりだした。「この年になるが、海の中でそんな生物を一度も見かけたことはない。クーパー君。きみは気がたしかかネ」
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
船長はどこへいったかそこには見えなかったので、彼は船橋せんきょうの方へ船長をさがしにいった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さっきは、船橋せんきょうに、このパイロットが松倉まつくら船長と肩をならべて、なにやら海上を指しているのを見た。軍人あがりとかいう噂だが、なかなかたくましい面構つらがまえのパイロットで見るからに頼母たのもしく感じた。
沈没男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
半死半生はんしはんしょうのていでベッドにもぐりこんでいたが、それから後、元気をとりかえして、いま船橋せんきょうに立っているが、船中の眼が見えないさわぎのうちに、ぼくだけは少し見えるので意外に思っているわけさ
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
(船長のいうとおり、船橋せんきょうへのぼれ)
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ここは船橋せんきょうだ。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)