“舌敲”の読み方と例文
読み方割合
したう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機関手は舌敲したうちをしてレギレーターを入れた。列車は轟然ごうぜんと突き進んだ。と、また場内信号が赤かった。吉川機関手は周章あわててレギレーターを戻しブレーキを入れた。そしてもう一度汽笛の紐を引いた。
汽笛 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)