“與母吉”の読み方と例文
新字：与母吉
読み方割合
よもきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「有難う存じます、——私は相模屋の手代の與母吉（よもきち）と申しますが、災難は何處に轉がつて居るかわかりません。斯う言ふわけで——」
銭形平次捕物控：047 どんど焼 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
與母吉（よもきち）の顏を見ると、仙太は以ての外の樣子で斯う極め付けました。その後から相模屋の敷居を跨（また）いだガラツ八は、厭も應もなく、それと顏を合せて了つたのです。
銭形平次捕物控：047 どんど焼 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
「申します、——どうも、與母吉（よもきち）の前掛の紐のやうで」
銭形平次捕物控：047 どんど焼 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)