“自前”の読み方と例文
読み方割合
じまえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盆暮(ぼんく)れには母子そろって挨拶にくるのを欠かさない——いまは息子の孫七があとをとって、自前(じまえ)の田畑を耕し、ささやかながら老母を養っている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「線香は、よそにつけとるとでしょう。それとも、自前(じまえ)みたよなもんじゃけ、検番を通さんで、来たのかも知れんですわ。裾を引かんで、普段着で来とるようじゃけん」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
パリの町中(まちなか)を散歩(さんぽ)したりかけ歩いたりするついでに、ぐうぜん覚(おぼ)えるだけではなかった。このお父さんはいよいよ自前(じまえ)で植木屋を開業するまえに植物園の畑で働(はたら)いていた。