“臥竜”のいろいろな読み方と例文
旧字:臥龍
読み方割合
がりょう60.0%
がりゅう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臥竜がりょう。おれは、考えることをしている。ひるあんどん。面壁九年。さらに想を練り、案を構え。雌伏しふく。賢者のまさに動かんとするや、必ず愚色あり。熟慮。潔癖。凝り性。
懶惰の歌留多 (新字新仮名) / 太宰治(著)
名利に恬淡てんたん出世を望まず、そのため田舎へ引っ込んではいるが剣客中での臥竜がりょうである。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ことに生垣をのぞかるる、日南ひなた臥竜がりゅうの南枝にかけて、良き墨薫る手習草紙は、九度山くどさん真田さなだいおりに、緋縅ひおどしを見るより由緒ありげで、奥床しく、しおらしい。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ひと本の短かい幹から五十間四方に蔓っているという臥竜がりゅうノ松。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)