“腋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わき98.8%
えき1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こんなわけで、僕はすっかりふりまわされて、恥をかくやら、大失態を演ずるやら、今思い出してもわきの下から冷汗が出てくるよ」
暗号数字 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「勘忍の革袋か」と高声にあざけりながら、——幸いにして当の勘忍袋はたいして暴れもせず、ただわきの下へ冷たい汗が出ただけだった
評釈勘忍記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
まず第一に南天の幹に互生に着いている葉柄のえきには、必ず一つずつの芽すなわち腋芽えきがを持っています。
千羊せんようの皮は一狐いっこえきにしかずと云って、君はいつでもこの袖無を一着している。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)