“肚饑”の読み方と例文
読み方割合
ひだる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日さへはや暮れなんとするに、宿るべき木陰だになければ、有繋さすがに心細きままに、ひたすら路を急げども。今日は朝より、一滴の水も飲まず、一塊の食もくらはねば、肚饑ひだるきこといはんかたなく。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)